定量ピルのレボノルゲストレルの効果と緊急避妊薬

レボノルゲストレルは低用量の定量ピルに配合されている成分で、避妊に使われます。定量ピルを飲み続けると排卵が抑えられて受精の機会がなくなり、妊娠しません。広くピルと呼ばれている、女性用の避妊薬です。レボノルゲストレルには他にどのような効果があるのでしょうか。
レボノルゲストレルが配合された低用量の定量ピルでは、生理痛が軽くなる、生理不順が解消するといった効果があります。生理の日をずらすためにも服用されます。避妊目的でなくても、生理痛がひどい時や月経困難症の時などに処方されるものです。レボノルゲストレルは子宮内膜の増殖を抑える効果があり、もし排卵が起きていて精子が受精してしまっても子宮内に着床しにくくなります。子宮内膜が不足していると赤ちゃんのベッドが整っていない状況です。受精卵がとても過ごしにくい環境なので、着床や妊娠の機会は減る仕組みです。
レボノルゲストレルは定量ピルでは僅かしか含まれていませんが、緊急避妊薬として使用する場合は1.5mgを服用することになります。日本では2011年に承認されて使用が広まっています。レボノルゲストレルは、着床障害を起こさせる働きがあるのです。性交渉後72時間以内に服用すれば、100人中98人が妊娠しないというWHO(世界保健機構)の調査結果もあります。ただ、自然妊娠の確立がとても高い排卵日付近の場合は避妊成功率が80~85%まで落ちてしまいます。およそ15%が妊娠してしまいますが、従来の緊急避妊と比較すると約3倍ほど妊娠しにくいという画期的なお薬です。緊急避妊薬のレボノルゲストレルは、ノルレボ錠という名前で流通しています。海外ではマドンナという名前のジェネリック医薬品も登場していて、個人輸入で入手することもできます。